怖い話

存在を消された先輩

前に働いてた職場、お客さんのところで思いっきりトラブって、どうしようもなくなった事があったのよ。

大抵そう言う時は、職場の先輩に電話して色々教えてもらったりするんだけど、その時もそうしたわけ。
で、電話に出た先輩の声がなんかくぐもった感じで、聞き取りづらかったんだよね。
ちょっと体調が悪いとか言ってて。
けど、先輩の助けもあってなんとかなったんだよ。

その後、会社帰るとなんか慌ただしい。
話聞くと、なんとその先輩が近所の百貨店の立駐から飛び降り自殺。
立駐の監視カメラにも映ってて、持ってた携帯は落ちた衝撃で一部破損してたけど無事だったらしく、その履歴から最期に会話したのが俺と判明。

ただ、問題は俺が先輩に電話した時刻。
飛び降りてから5分後。。。
まぁ、落ちたせいで携帯がぶっ飛んだ可能性もあるけど。

実話だけど、特に怖くも無いか。

その後、俺が居た事務所(全国都市に事務所あるんだけど)に緘口令。
通夜葬式、お墓の場所について聞いても、「お前が知る必要無い」の一点張り。
翌日には、その先輩の社用システムのアカウント削除。
少しして、その先輩が使ってたデスク&PC廃棄。
一週間後には新品到着。
荷物は一部遺族に渡したようだけど殆ど処分。
先輩の写真が載った社内報(事務所においてある)廃棄。
はっきりいって、いなかった人扱い。
俺が先輩の話をしようとすると、会話が流されて強制終了。
別の事務所の同期にちょっと話すと、どっかから話したことが漏れたのか、上司に呼び出されてわけの分からん説教。

ここらへんが納得いかなくて転職したけど、げに恐ろしきは人間なり、ってね。
名前聞いたら誰でも知ってるような結構有名な会社です。